近年では菊の様々な差し方を競い合う大会が開催されています。愛好家も多く、仏花として持ちが良いため、日本の風景の一部として定着していた和菊ですが、洋菊のスプレーマム(スプレー菊)の消費量の増加に相まって、昨今では輸入品が増えています。

洋菊の主な産地、マレーシア

「マレーシアの軽井沢」と称されるキャメロンハイランドは、年間を通じて昼の時間が長く、気温が摂氏20度前後と安定した気候に恵まれており、洋菊が安定的に生産されています。特にモーガンファームでは害虫管理を徹底しており、日本への厳しい輸出検査に初めてクリアした会社として知られています。日本やアメリカ、オセアニア等への低温輸送に対応すべく、切り花を挿した段ボールの側面に通風孔を開ける等の品質管理のための工夫が凝らされています。